ヘルペスウイルスに対する感染症として典型的なものには性病として知られる性器ヘルペスがあります。
性器ヘルペスにかかってしまった場合にも必ずしも症状に苦しまされることになるわけではありません。
性器ヘルペスになってもヘルペスウイルスの増殖に比べて十分な免疫力がある場合には対抗していくことができるからです。
そのため、ヘルペスウイルス感染に特徴的な水疱ができてしまうとは限らず、ヘルペスウイルスが増殖してしまっているときにだけ発症することになります。
自然に治るということもたまにありますが、治療をすることによって改善を見込む方が利口です。
その治療に用いられるのがバルトレックスやゾビラックスであり、抗ヘルペスウイルス薬として内服で使用できることから身体の表面に露出していない水疱の治療にも効果があります。
女性の場合にはしばしば陰部の中に水疱ができてしまうこともあり、外用薬はあまり効果的ではありません。
こういった際に身体の内側からヘルペスウイルスを減らすことができるバルトレックスやゾビラックスがとても効果を発揮します。
バラシクロビルを含んだバルトレックスや、アシクロビルを含んだゾビラックスの効果を確認して、自分に合った方の薬を購入してみましょう。
一般的には5日間程度の服用によってほとんど症状はなくなるため、それで全快してしまったと勘違いします。
しかし、ヘルペスウイルスは神経節に入ってしまうとバルトレックスでは治療できず、常に再発のリスクを抱えることになります。
何度も再発を繰り返して苦労することにもなりがちですが、再発に対してもバルトレックスが有効です。
再発予防にバルトレックスを服用することが可能であり、そうすることによって水疱の発生やその痛みやかゆみに悩まされずに済むようになるでしょう。
そうすることで再び性行為を行うことも可能になることから、バルトレックスの予防利用はとても役に立つものです。